美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館(うつくしがはらおんせん ひなのやど かなうかん)(長野県)

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全173件 61~75
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    20190314
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    レベル調査。
    歪みまくり。
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    #金宇館next100years #金宇館 #リノベーション #改修工事 #建築デザイン #店舗デザイン #旅館 #温泉宿 #温泉 #松本市 #長野県 #美ヶ原温泉 #木造建築 #kanaukan #ryokan #japanesearchitecture #japanesehotel #japanesehotspring

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    20190314
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    今日から大工さんが入っています。本格的な解体を前に養生をしたり、再利用出来る部材を丁寧に取り外ししていただいてます。
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    皆さんが好きだった談話室の型板ガラス。戦後のものですが、今は製造されていないガラスです。取り外して再利用出来ないか、検討中です。
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    #型板ガラス #金宇館next100years #金宇館 #リノベーション #旅館 #温泉宿 #温泉 #美ヶ原温泉 #木造建築 #kanaukan #ryokan #japanesearchitecture #japanesehotel #japanesehotspring @ 金宇館 kanaukan

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    20190309
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    館内の片付けはほぼ終わり、解体を前に設備の切り離し作業が進んでいます。
    厨房機器もまた使える物と処分する物に分けて搬出作業をしていただきました。
    この厨房は戦後まもなく祖父が作り変えた厨房です。当時はまだガスが来ていなく、大きな炭の焼き台が厨房のメインでご飯は薪の竃炊き。そんな面影が今だに残る厨房ですが、恥ずかしいくらい粗末な設備でよくもまぁ今までやって来れたと思うほど。おまけに充分な換気扇も無ければ断熱材なんて入ってないので今の30度を超える夏は本当に辛い環境でした。
    しかし、この場所が宿の中心であり生活の中心でした。小さな頃から真ん中の配膳台でスタッフさん達と食事をして、親が居るのはいつもここ。ここで生まれ育た歴代の叔父叔母たちはこの厨房に来ると懐かしくそんな話をします。
    今回、ここは完全解体の新築部分になります。また同じなように皆んなの中心の場所にしたいと思います。
    天気のいい朝、天窓から射す朝日のたっぷりな光の中で朝食の支度をする時間が何気に好きでした。そんな感覚を思い出と共に忘れずにいたいです。
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    @ 金宇館 kanaukan

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    20190308
    現場事務所完成。
    これから約一年お世話になります。

    #金宇館next100years #金宇館 #リノベーション #旅館 #温泉宿 #温泉 #松本市 #長野県 #美ヶ原温泉 #木造建築 #kanaukan #ryokan #japanesearchitecture #japanesehotel #japanesehotspring

  • 前日まで降り続いた雨が上がり、春の始まりを感じさせる穏やかな晴天となった2019年3月5日大安。工事の安全と成功を祈ると共にこの宿を守ってきた先祖と建物に感謝を告げる祈願祭を無事に済ますことが出来ました。

    初代が開業時に宿の繁栄を願って石燈籠を寄贈した地元の須々岐水神社の宮司さんにお願いし、ご祈祷いただきました。

    宮司さんの心温まる素晴らしい祝詞奏上に思わず熱いものが込み上げて来ました。きっとご先祖様も喜んでいることと思います。

    あちこち傷んで限界まで頑張って生きてくれたこの建物。着工を前にして寂しさもありますが、「間に合って良かった!」が私の今の気持ちです。本当にこの日を迎えられて良かった。皆様に感謝です。

    あとはこのメンバーで無事に完成を目指すのみ!!皆様よろしくお願い致します。
    いよいよスタートです!!

  • 雲一つない澄み切った青空が広がった先週末。
    無事に工事契約を結ぶことが出来ました。本見積りでは工務店各社大変厳しい数字となり、見積り調整に一ヶ月もの時間を費やしてしまいましたが、設計の北村さんはじめ関係者の皆さんのご協力の元、実現可能な数字にすることが出来ました。
    心より感謝申し上げます。

    この難工事を引き受けて下さるのは株式会社滝澤工務店さん。松本で木工事が一番得意な工務店さんです。松本の某文化財の修復工事が終わり、経験豊富な職人さんたちがうちの工事に入って下さるとのこと。
    足掛け2年。やっとここまで辿り着き、一安心。
    しかし本番はこれから。
    活かすも殺すもこれから。
    想像を形にしていきます。
    この建物がどうなるか。
    さぁ、始まります!!

  • 松本の素敵な本屋であり喫茶店の「栞日」さんが毎月発行する「a piece of」の中で当館をご紹介いただきました。
    松本の長く商売を続けているお店を栞日店主菊地さんの素敵な文章と写真で綴るこの企画。
    栞日さんのホームページでもご掲載いただいております。
    https://sioribi.jp/info/masterpiece_12/
    松本歩きの際には是非お立ち寄り下さい。いいお店です。

  • 片付けをしていたら面白いものが出て来ました。
    「旅人宿使用人名簿」
    開業から戦後まで当館で働いたスタッフの名前、住所、生年月日。
    料理人、女中、炊事婦…
    自然と「ありがとうございます」って頭が下がりました。

  • 100年に1回の引越し。

    100年分の荷物の整理をしています。
    金の延べ棒が出て来ることを期待しつつ。

  • 1月15日より改修工事のため、全館休館となりました。
    9月のリリース以降、たくさんのご予約のお問い合わせをいただき、この日まで大変充実した営業をさせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。約8割がご贔屓下さるお客様でした。
    皆さま、「今度はどんな空間になるのかな〜」と想像しながら名残惜しそうにお帰りになられるご様子がとても印象的でした。只々、有り難い気持ちでいっぱいです。
    1月15日。
    終わりの日でもありますが、私たちにとっては始まりの日。
    最後のお客様をお見送りした瞬間に「さてっ!」と心に新たな火が灯った日となりました。

  • 明けましておめでとうとございます。
    眩しいほどに晴れ渡った松本は正月らしい穏やかな元旦となりました。

    今年は次の100年に向けて改修工事に臨みます。

    変えること。
    変えないこと。

    全ては皆様により喜んでいただける場所となるよう、これからの宿の形を一生懸命考えて考えていきたいと思います。

    本年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

    ※1月15日から改修工事のため全館休館とさせていただきます。
    リニューアルオープンは2020年春を予定しております。
    大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い致します。

  • 来年の改修工事に向けて着々と準備が進んでます。
    考えに考え抜いた実施設計がほぼ終了しました。まだまだ課題は山積みですが、次の100年に向けた形は納得の行く形で描けたんじゃないかと思っています。
    あとはこれをどれだけ実現させることが出来るか。ドキドキな見積り調整に入ります。

    この建物の良さを最大限に残すことを大前提に進めてきた設計作業。構造的に抜けない柱、増やさなければならない壁と開けたい開口部、古い材と新しい材のバランス、やりたいデザインとやり過ぎないデザイン、快適性と風情などなど基本思い通りにはいかないことばかり。
    そんな案件に徹底的に向き合っていただいた北村建築設計事務所の北村さんご夫妻。お二人で膨大な量の図面を描いていただきました。いつも僕らの無茶振りに誠心誠意向き合って下さる姿勢に感謝しかありません。

    家業を継いで9年、当初から一緒にこの建物を見続けてきてくれた北村さんと私たちの答えが10年目にしてこうして形に出来ること、それは日々ご来館下さるお客様の支えがあってこそです。
    慌ただしい年越しとなりそうですが、張り切って年末年始営業に臨みたいと思います。

  • 名残の秋を楽しむ。

  • 現在、来年の改修工事に向けて実施設計を進めています。

    今回の改修工事では「何を作るか」より「何を残すか」、そして「どう残すか」が発想の原点です。ご贔屓下さるお客様の中には「この雰囲気が無くなってしまうのでは?!」っとご心配をいただくのですが、そのようなご心配は大丈夫だと私達は思っています。

    今の当館は長い年月の間にその時代ごとの手の入れ方をしてきていますが、そこにはたくさんの不自然さや不具合があります。その一つ一つを丁寧に整えるように、そして創業当初の空気感に少しでも近づけれるように詳細の設計を進めています。

    また館内の滞在環境を少しでも快適になるように考えていますが、やり過ぎないことも大切だと思っています。なぜなら快適にすればするほど風情は失われるから。もう、ひと昔前のように安易にアルミサッシを入れることはできません。

    新しく作るところは今の建物の雰囲気に合わせることは大前提ですが、今の時代なりのチャレンジも大切にしたいと思っています。隠れた当館の魅力を引き出すことが出来れば次の100年に繋がるんじゃないかと思っています。
    楽しい苦しみは続きます。

  • 松本は久しぶりに気持ちの良い秋晴れ。
    一日一日と秋の深まりを感じます。

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