今日は旅館組合の代表で美ヶ原高原開山祭に来ています。
あいにくの曇り空でしたが、晴れた日には北アルプス、富士山、八ヶ岳が見渡せる360度の大パノラマのロケーションが広がります。
今シーズンもビーナスラインが開通して、標高2000mの山頂まで一気に登れるのでドライブだけでもおすすめです。
山頂までは当館から車で約1時間。
これから始まる芽吹きの季節は最高です。

稚鮎の季節。
山椒で煮ています。

SASAKI SEEDS さんの「のらぼう菜」が届きました。種取りすること5年。とても甘味があって美味しい春の味です。
いただいた花は館内に飾らせていただきました。

木曽の山からたくさんの蕗の薹。

もうすぐ山菜シーズン到来です。

暖かな日が続きますね。
松本もすっかり春の陽気になりました。
松本城の桜も開花宣言され、例年より一週間くらい早い感じです。

当館の周りではいつも源泉の隣にある桜が真っ先に咲きます。地熱があるからでしょうか。
裏の薬師堂の大きな垂れ桜もあと少しで満開です。

古いだけじゃいけないし、新し過ぎてもいけない。
心地良さはそのバランスにあるのだと思います。

別館客室「辻堂」

芽吹き前の静かな裏山へ

館内に飾る壇香梅を採りに来ています。

やっぱり自然の中を歩くのは気持ちいいです。

昭和3年にこの宿が出来てからいつの時代も変わらずにお客様を迎えてきた玄関扉。
何人もの人がこの真鍮の引き手に手を掛けて来たことでしょうか。
そしてどんな気持ちでこの扉を開けたでしょうか。

宿が出来て初めて泊まったお客様。
戦前に新婚旅行に訪れたと言うお客様。
終戦直後に土足で上がり込んできた米兵。
戦争から帰ってきた祖父。
大切な家族や恋人や仲間と過ごす時間を求めて。

毎朝、私もこの玄関から学校へ行き、「ただいま」とこの玄関に帰ってきてました。
この玄関は全てを知っています。

そう思うと大切にせずにはいられません。

木枠は反って隙間風は入るし、立て付けも悪くなり、初めてのお客様は戸惑う方も多くいらっしゃるので、いつかは直さなきゃいけないとは思いつつも、いつまで経っても直せないでいる玄関扉です。

The light of 100 years ago.

戦前のあかり。
先人の美意識に触れる。

玄関ホールの照明

今日はまた三城へ。
松本で暮らせる幸せを改め感じさせてくれる景色。

The first spring taste. "fukinotou"

まだまだ土の凍る季節ですが、里山にはしっかり春が待っています。
少しずつですが、春一番の味覚をご用意出来そうです。

蕗の薹

Weather of Matsumoto.
今日も素晴らしい天気の松本。
山が綺麗で本当に気持ちがいいです。

松本は雪がありません！
連休にご来館のお客様、ご安心してお出掛け下さい。

Warm sunlight to let you feel spring.
まだまだ陽射しが恋しい季節ですが、今日の松本は春を感じさせる気持ちいい天気です。

花器　市川岳人

Black sesame icecream.
松本里山辺で固定種、在来種の野菜を自然栽培で育てるをSASAKI SEEDS さんの黒胡麻が届きました。
佐々木さんが種取りすること3年。大切に命を繋いできた固定種自然栽培の黒胡麻です。
じっくり煎って、胡麻の風味が濃厚なアイスクリームにします。

Special snowscape Hakuba to Matsumoto.

信州の冬の楽しみと言えば、スキーやスノーボード。
本格的に楽しむならやっぱり松本より白馬です。松本から車で1時間半。除雪された国道が続いているので運転も安心ですし、木崎湖や青木湖を横目に走るドライブも気持ちいい。
一昔前の白馬と違って最近はお洒落なお店も増えてますし、パタゴニアやノースフェイスのアウトレットも出来ていて楽しいです。
ひと滑りして当館の温泉で暖まる。全然出来ちゃう距離感です！